廣井正義 気ままなビジネスブログ

海外支援経営コンサルタントとして、日々思うことを書いてます

中国に行ってきました Part2

以前中国にいたころに使っていたいろいろなもの、もう2年半も使っていないので、失効しているかもしれない・・・。

 

以前使っていた中国銀行の銀行口座。その時はどうせまたすぐ来るし・・・と思い、そこそこの残高を入れたままにしておいた。もし、口座が失効していたらややこしい。

 

中国3日目の朝、ホテルのすぐ近くにあった中国銀行に行った。まだ店舗は空いておらず、ATMコーナーだけが開いていた(と思っていた)。そして、3台あるATMの1台にキャッシュカードを入れて・・・あれ?動かない。カードを入れてもうんともすんとも言わず、液晶画面も周りにあるボタンを押しても、全く反応しないのだ。

 

あ゛~~~、どうすりゃいいんだ。もう汗、汗・・・。

何気に店舗のほうを見ると、なんと開いている。さっそく店舗のほうに行ってみる。ホールにいる女性に説明すると、ATMが設置してある裏側の小部屋に入っていった。と思ったらそこから3名ほどの行員が出てきた。開店準備をしていたのだ。

 

その後、その女性に案内されてあるカウンターに行くと、”身分証明書かパスポートを出せ”という。カウンター内の女性に差し出すと、少し調べてすぐ戻ってきた。”名前が違う”という。ATMの準備をしている間に、紛失物のキャッシュカードを1枚確保していたようだ。日本のカードと違い、氏名は刻印されていない。

 

一度説明すると、それ以上は知らん顔が中国の常識。その後、こちらが何を言っても相手にしてくれないのだ。そういうのを嫌というほど味わってきた。最初はそのホールの女性もそんな感じだったのだが、またカウンター内の女性に2,3回話をしてくれたが、カウンター内の女性はほとんど知らん顔。さすがにその女性もあきれたのか、来い来いというので、説明しながらついて行ってそのATMを指さした。

 

そうすると、カギを持ってきてATMの小部屋に入っていったと思うと、すぐ1枚のカードを持って出てきた。”これか”というので”だぶん・・・”と答えると、またそのカウンターの中の女性にカードを渡そうとするが、中の女性は”なによっ”と言わんばかりの態度。再度パスポートを出して照合すると、ようやく私のカードだと納得したようで、カードを返してくれた。

 

このホールの女性には、今回助けられた。その後お金をおろした後も、再度お礼を言って引き揚げたが、女性も笑って応えてくれた。

 

よかった~、助かった~。それ以降、少しATMにビビったのは言うまでもないが、その後の入出金は大丈夫だった。

 

中国人って変なところがあって、仕事だったら人の仕事はまず手伝わない。手伝えと指示を出すと、目を三角にして怒り出す”これは私の仕事ではない!”。しかし、自分の仕事ではないところで人が困っていると、結構親身になってくれる場合があるのだ。そういう意味では結構悲観的で、人が困っていると見てられないという気持ちにもなる変な人種なのだ。

 

今回の銀行の女性には、感謝、感謝。