廣井正義 気ままなビジネスブログ

海外支援経営コンサルタントとして、日々思うことを書いてます

日中友好は難しいのか?

日中関係が騒がしくなって、久しい。今度ばかりは少々大きな問題かと思っている方々も多いと思う。

 

そんな中、少し前になるが9月下旬に中国からのある訪中団の2名とご一緒する機会を得た。彼らは、○○省中日友好協会の会長及び国際交流部長だ。

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来日の理由は、中国の中小企業経営者の質の向上のため、日本の教育制度を導入を希望され、その下見に来られたのだ。日本のある公的機関を視察し、いろいろと資料を集めておられた。そして、我々中小企業診断士が組織するある団体とコンタクトを取り、概要の説明と協力依頼をされた。

 

我々中小企業診断士といえばプロの経営コンサルタントであり、また経営コンサルタント育成のプロでもある。我々の力を借りて、まずは教育機関の立ち上げを模索したいようである。発展的になれば、我々も講師として招聘することも考えているらしい。例によって、中国人はやたら大風呂敷を広げたがる。しかし、よくよく話が進んでいくと、結局は立ち消えになる場合が多い。今回もどうなるかは、あまり期待してはいないが、発展的な話になって、我々もその一役を担えるようになるといい。

 

今のところまだ日中関係がややこしい段階なので目立った動きはできないと思われるが、近いうちに事態が収束し、また新たな段階に入れることを期待したい。