廣井正義 気ままなビジネスブログ

海外支援経営コンサルタントとして、日々思うことを書いてます

いよいよタイへ出発

6月26日(木) 21:30前後、羽田空港に8名の視察団が集合した。経営コンサルタントの仲間たちだ。
 
1年ほど前より東京都中小企業診断士協会認定の食品業界研究会では、4つの分科会ができた。その中の一つである海外進出研究分科会。その分科会では、アジアを中心とした日系食品関連企業の進出状況を調査している。リーダーは、なぜか私だ。なんでやねん!そこでは進出状況を調査するとともに、そのうちどこか1か国に絞って深堀りしたら、現地に調査に行こう!なんて、本気半分冗談半分で行っていたのだが、ちょっと本気モードになったら私を入れて7名のメンバーが、”行こう”と賛同したのは、4か月ほど前の3月。それから企画を組んで、本日に至ったのだ。せっかくなので、商品業界研究会全員にお声掛けをしたところ、2名の参加があった。
結局1名は都合がつかず、8名の視察団となった。
 
視察団の目標は、遊びではないこと(といっても、直接的な仕事ではない)。LCCを使って、経費を極力安くすること。自ら予約してみること。
 
ということで、旅行会社は一切使わず、大まかなスケジュールを立てて、4月の上旬には参加者全員が自力でネットでAir AsiaXの6月26日 23:50羽田発 クアラルンプール経由 タイのドンムアン空港(古いローカル空港)、戻りも同様、7月1日 10:00発の羽田行きを予約した。
 
その後、ホテルをいくつか候補を挙げて投票し、比較的安いバンコク市内のHOTEL MANHATTAN を予約した。一泊朝食付きで5300円程度。ネットでは、改装して綺麗になっているとはいえ老朽化が目立ち、中には”お化けが出る”という書き込みも…。これは面白そうだ???
 
その後、いろいろと視察先にアポを入れようとしたいが、手がかりがあまりない。私の知人を通じでタイに進出している大手食品メーカーやホームページのお問い合わせ先よりコンタクトを試みるが、軒並みお断りの連絡が入る。理由は様々だが、要は多忙で受け入れられないのだ。それくらい、タイの事業は忙しいようだ。
 
焦っていろいろな手を使ってコンタクトをしたところ、ようやく少しずつ受け入れをしていただけるところが出てきた。結局ふたを開けてみると、政府系機関が3か所、製造メーカー2か所、大手小売業2か所、IT企業1か所、地元大学の食品研究所1か所と、合計9カ所の視察となった。それ+市場調査の時間も取ったので、ほとんど余裕がない。それどころか、渋滞のひどいといわれるバンコクで、全部回れるのか心配だ。しかし、アポ取っちゃったんで、行かざるを得ない!
 
ということで、視察がスタートした。