タイ視察 1日目
到着後、部屋で荷物の整理をして再びフロントに集合。ホテルは外観は立派だが、古い。特に部屋は古い感じが否定できない。まあ、安いしどうせ寝るだけだしいいか。後ろに写っている白い高層ビルは違うビル。
ただ、ロケーションはまずまず。ＢＴＳという高架を走る電車のアソーク駅まで徒歩10分かからない。
とりあえず昼食に行くことにする。仲間がカウンターでおすすめローカルレストランを聞いてくれた。当然、ホテル内のカフェを進めてくれた。それでは面白くないので、お勧めを聞くと、教えてくれたので、そこに行くことにする。名前は、キャベジズ＆コンドームズ。コンドーム？？？なんだそりゃ？と思い、行ってみるとその名も通り。
コンドームを身にまとったマネキンがそこらじゅうにおいてある。席についてもテーブルにはこれ
あとあとガイドブックを見ると載っていた。エイズ騒動が起きる前から個々のオーナーがコンドームの普及に尽力したらしい。オーナーとは、元副首相のミーチャイ・ウィラワイタヤ氏という。そして、料理は誰もが認める美味しさなのだ。ここで、野菜チャーハンをいただく。まあまあ旨い。ただ、パンチがない味。
昼食後は、いよいよ視察の開始だ。まずはＢＴＳに乗る。切符は日本と違い、行先の金額ボタンを押してから必要な金額を入れる。中国でもシンガポールでもそうだったので、私は違和感なしに買えるが、仲間の中にはなかなな買えない方も…。
全員無事に切符を買い、初めてＢＴＳにのる。
向かいにも電車が止まっている。全面広告だ。これでも窓から外はちゃんと見えるのだ。外から中はほとんど見えないが・・・。
4つ目で乗り換え、ひとつ目で降りる。乗り換えでちょっと戸惑うが、無事目的地に到着。ここでは日本の政府系機関のバンコク事務所2か所で話を聞くこととなる。ＪＥＴＲＯバンコク事務所とＨＩＤＡバンコク事務所だ。
それぞれ、タイに進出している日系食品関連企業の状況やタイ人の人材教育等について、お話を伺えた。
担当の方が気を聞かせて2か所一度にヒヤリングさせてもらえることとなり、大変助かった。ここで、1時間半ほどタイのビジネス事情について伺い、参考にさせていただく。
そして次に向かったのは、神奈川の富士シティオのバンコク法人。当初、ここからハイヤーで向かう予定だったが、渋滞がひどいので最寄駅まではＢＴＳを勧められ、それに従って再びＢＴＳに乗り、プロムホン駅でハイヤーと待ち合わせ。少々迷ったが、何とか運転手を見つけて、ハイヤーに乗り込む。９人乗りの１ＢＯＸカーなので、８人余裕で乗れるのだ。これで次の訪問先へ向かう。この運ちゃんと車は、今日から３日間、使わせてもらうのだ。
現在４店舗のスーパーをバンコク市内に展開している。ターゲットは日本人とタイ人の富裕層。立地も日本人が多く住むスクンビットの北側エリア。
ここでもタイの小売業ビジネスの話をいろいろ伺い、商習慣や購買行動、生活動向、タイ人の雇用状況等大変参考になる話を伺った。また店内を詳しく案内していただくことができた。
店内は、ほぼ日本からの輸入商品。お客さんの７０％は日本人という、日本人駐在員とその家族のためのスーパーなのだ。
マーチャンダイジングは日本そのもの。お惣菜や弁当にも工夫されている。
一般のゴンドラも日本そのものだ。これだけの品ぞろえをするには、相当の苦労があると思われる。ここで店内視察も入れて２時間弱、しっかりタイでの小売業ビジネスを勉強させていただくとともに、人脈も作らせていただく。
そして、本日の夕食会場に向かう。夕食はある方からの紹介と予約までしてもらった、タイ海鮮専門店。
ここの奥のエアコンの効いた部屋を予約してもらっていた。
そこでは、エビやカニ、その他豚串焼きやトムヤムクンスープにビールをいただく。旨し！一人８００バーツほど（２５００円程度）でお腹いっぱいになった。
帰りは、タクシーに初挑戦。２台に分乗してホテルまで帰ったが、またまた渋滞にはまり、すんごい時間がかかった。今日は全員睡眠不足で、おとなしく就寝。明日もスケジュールがいっぱいだ。
