台湾進出企業支援 その2 現地調査
日本でのいろいろな打ち合わせや資料の収集も進み、いよいよ現地視察となった。企業の経営者は台湾視察はもう5回目ほどである。
今回の視察は、企業経営者が縁あって接点を持った台湾人実業家への訪問、日本の出先機関訪問、企業経営者が以前からコンタクトのある日系現地コンサル会社訪問と市場調査だった。
台湾人実業家との面談では、その実業家が10名ほどの日本のビジネスに興味を持った仲間を募り、ビジネスプランの説明となった。日本サイドのビジネスモデルの説明のさなかに、ある台湾人が口を挟んだのをきっかけに、台湾人実業家同士で自分のビジネスを自慢しだし、収拾がつかなくなる場面も発生。頃合を見計らって”あんたらのビジネスの自慢話を聞きに来たのではない”と私が一括し、何とかおさまったが、さすがにその日本人経営者は面を喰らったようだ。しかし、これが台湾人なのだ。
その後もいろいろな情報を集めたが、一番の成果は場所だった。
天母という日本人が多く住む台北郊外の街を案内したところ、その場所がお気に入りの場所となった。まずは是非ここでビジネスがしたいという気持ちが強くなったようだ。
しかし、その後思わぬ方向に持っていかれそうになるのだ・・・。