廣井正義 気ままなビジネスブログ

海外支援経営コンサルタントとして、日々思うことを書いてます

バンコク2日目 一番ハードな一日

今日は一番ハードな1日。スケジュールがびっしりだし、移動距離も多い。
まずはホテルでビュフェスタイルの朝食。どうもビュフェでは食べ過ぎる。子供か!
 
その後、9時半にフロントに集合するが、その前に各々両替に行ってもらうことにした。朝食時間は適当だったが、都合よく多少の時間のずれはあるものの、全員と顔を合わせたので、出発前の両替をお願いした。
私も朝食後、ホテルの近くの両替所へ出向く。バンコクでは街中の両替所が一番レートがいいという。

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どうやらここらしい。土日は休みで、平日も営業時間は、8:30~16:30。本日(6月28日)のレートは、1バーツ3.05円。ほぼ3倍だ。ここで2万円両替する。
 
そして、9:30にロビーに集合してもらい、またまたBTSで移動。今日の最初の訪問先は、曼谷日本人商工会議所。事務局長より日系企業の進出状況について伺う。
 
洪水後、猛烈な勢いで問い合わせが毎日来ているという。しかも、多くは中小企業。大企業はほぼ出尽くしたらしい。しかし、多くの相談の場合、ものすごく抽象的で対応に困るという。はっきりした目的もなしに、ただ日本の将来や閉塞感に危機感を持ち、海外に出よう。出るならまずはタイだろう。どうしたらいいのだ、わが社は?というレベルらしい。
我々経営コンサルタントであり、海外進出支援も手掛けていこうと思っているので、非常に参考になるお話をいただいた。
 
その後、昼食を取ったのち、午後より昨日のハイヤーが来てくれることとなっている。あまり時間がないが、近くの伊勢丹に行きたいというので、伊勢丹まで歩いて移動。10分くらいかかる。

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ここの催事場では、四国・九州フェアをやっているという情報があり、それを見たいという。私も伊勢丹への訪問アポイントを入れたが、この催事で時間が取れないとのことだったので、挨拶がてらお邪魔した。ところが、担当者はあいにく会議中だという。名刺だけ残すことにした。
 
もうここでお昼を食べちゃえ!ということとなり、ラーメンをいただく。

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塩チャーシューメンで365バーツ(1100円)と、ちょっとお高め。味はタイ人の好みに多少合わせてあるので、オリジナルではないという。
そういえば、聞いた話によると、タイ人は、甘い!酸っぱい!辛い!がはっきりしていないとダメらしい。つまり日本人にとっては、甘すぎ、酸っぱすぎ、辛すぎがちょうどいいらしい。それも、それらの味が調和しているのではなく、それぞれ自己主張しているのがいいらしい。トムヤムクンはその代表だという。

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全員で、ごちそうさま。その後、運ちゃんとの待ち合わせ場所に急ぐ。その途中、何か広場が騒がしい。下を除くと、どうやら神様が祭られていて、お昼休みにお参りに来るようだ。にぎわっている。

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無事、待ち合わせ場所で運ちゃんと会い、これからバンコク郊外の工業団地へ向かう。
初めての製造メーカーの視察。ナワナコン工業団地にあるアサンサービス株式会社だ。この会社は醤油やみりんを製造販売する傍ら業務用卸も兼務している。ここでは工場見学もさせてもらえるのだ。到着後、たまたま会長が普段はベトナムにいるんだが、タイの工場に来ていて、お話を伺うことができた。創業者だ。ここで、タイ+ベトナムのビジネスについてもお話を伺えた。そして、その後工場見学。ソース、しょうゆ、とうふの工場を見せてくれた。しかも、工場内は撮影してもいいという。

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まずは全員白衣に帽子、手や長靴はしっかり消毒しての工場見学。

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 この工場は、洪水の際、2m浸かったという。工場内のとんでもない巨大タンクは水には勝てずに天井を突き破って横転し、その時の傷がタンクに残っていた。
醤油タンクを上からのぞかせてもらう。高さはたぶん5mくらいはあるだろうか。こちらも巨大タンクだ。

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そして、しぼりたてのしょうゆ。ちょっとなめさせてもらう。しぼりたてはかなりしょっぱい。

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しっかり案内していただいたのだが、時間が足りなくなってしまった。最後は全員に質問禁止令を出したのだが、聞き入れてもらえず、時間がかかる。

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次は、すぐ近くのランシット工業団地の山崎製パン。到着は、20分の遅刻。電話を入れておいたが、忙しい中申し訳ない限りである。こちらの会社の社長は、香港の社長をやり、今タイの社長をやられている。しかも、インドネシアも見ているという超多忙な方。そんな方にお時間をいただき、タイビジネスについてお話をいただいた。パン食は、なかなかタイでは浸透しづらく、ずいぶんご苦労されているようであるが、徐々に浸透してきているとのことで、うれしいことだ。工場は、一般には公開していないとのことであったが、その分しっかりお話を伺えた。

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そして、今日は後まだもう1件のアポイントがある。しかもバンコク市内だ。今日は6月最後の営業日で金曜日、渋滞が最も激しいという。次の待ち合わせ場所に車を走らせてもらうが、案の定、渋滞にはまってしまった。ここで、片言の英語が話せる運ちゃんに、一番近いBTSの駅に向かってもらうようお願いする。快く引き受けてくれて、行先変更。なるべくすいている道をどんどん進んで、待ち合わせ時間に!?駅に到着。運ちゃんに礼を言って、急いで駅に向かう。この駅から待ち合わせの最寄り駅までは、乗れば10分と掛からない。相手に電話で事情を説明して、電車に乗り込み、20分遅れで会場に到着。
 
ここでは、C-POINT株式会社の方に来ていただき、タイのITビジネスについてお話を伺いながらの食事だ。お店は、超人気のある焼き鳥屋さん。ここで、日本料理を味わいながら、お話を伺う。

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 最初はミーティング、その後しっかり飲み食いしながら情報交換して終了。この会社は、タイ人向けに日本料理店を紹介するサイトを運営している。日本の食文化のタイでの普及にご尽力されているのだ。これは、今後いろいろご活躍の場面がありそうな気がする。
 
食事と面談を済ませて、ホテルまではBTSで一駅。私はホテルのすぐ近くのマッサージ屋さんの直行。ここで、足マッサージをしてもらう。

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他の方を誘ってみるものの、結局私一人。いいんだ、いいんだ、気持ちいいのに…。で、足裏と脚、さらには手のひら、腕、肩、そして背中や頭まで1時間マッサージをしてもらって、300バーツ(920円)と安い!これはなかなかいい。北京のときのマッサージの再来だ。明日もまた来たい。
 
そして、ようやく一番ハードな一日が終了。ホッとして、シャワーを浴びてから、マッサージ屋の隣にあったローカルコンビニで買ってきたSINGHA BEERを一飲みしておやすみなさい。