廣井正義 気ままなビジネスブログ

海外支援経営コンサルタントとして、日々思うことを書いてます

2013年総括

2013年は、創業2年目。新たな挑戦もできた。

1.某大手研修機関の講師への挑戦

 ビジネスマンであればおそらく誰でも知っている大手研修機関の講師になるには、少々ハードルがある。書類選考、面接、30分間の模擬講義を経て、ようやく兼任講師として採用されるのだ。1月に面接を行い、その後模擬講義も無事通過。4月には晴れて兼任講師として契約することができた。

 しかし、実際に研修講師として稼働するためには、各研修ごとにライセンスを取る必要がある。マスター講師が各研修ごとにおり、この講師の研修を受けてその後自分のレッスンプランを作成、そして実際に模擬講義30分をいくつかのパート行い、講師としてのレベルに達しているかどうか、試されるのだ。

 昨年は2つの研修に挑戦したが、結果は1勝1敗。海外に赴任する社員を研修するメニューでは1発合格をもらった。もう一つ、企業の係長クラス向けの研修では、1回目のプレゼンでやり直し、再プレゼンでもダメで、結局再度研修から受け直しとなった。ちょっと納得できないが、仕方がない。

 

2.某企業向け研修会社の海外進出研修への参画

 企業向け海外進出の初歩研修をある組織が受託、全10回の研修のうち、「海外販路開拓」のパートを請け負い、120分の研修を実施。高評価を得た。

 

3.東京都の東北三県被災地支援に係る業務

 予算の関係で3月末で終わってしまった。1年目はメインの業務であったが、非常に残念であった。

 

4.国の中小企業向け販路開拓支援事業

 3月末で一度お断りしたが、先輩コンサルタントのご尽力により再開することとなった。一度お断りした仕事のため、その後まったく声がかからなくなったが、秋にようやく1件仕事を受注。年末まで順調に稼働ができた。1月末まで続く予定。更には2月より別件で仕事の依頼が来た。継続して登録を予定。

 

5.経営革新申請事業

 経営革新申請を請け負った。ブログにも記したので詳しくは書かないが、約半年係でようやく年末に採択された。初めての経営革新申請が成功。

 

6.補助金申請

 4月に初めて補助金の申請支援を請け負った。何せ初めてのことだったので、何をどう書いたらいいかさっぱりわからず、先輩コンサルタントに相当ダメ押しをくらい、何とか仕上げたら、無事採択されて1000万円の補助金を無事支援先に使ってもらえることとなり、ホッとすると共に、補助金申請の勉強になった。

 その後夏には別の企業から補助金申請の依頼があり、受託。こちらも採択された。金額は200万円と少ないが、前回の経験が生きた。

 12月にはまた別件の補助金申請依頼があった。先輩コンサルタントからの依頼だが、会ったこともなく業務内容を聞いたこともなく、事業内容と新たに進出したい事業がほんの少しだけ書いてある資料を元に作成。何とか〆切に間に合わせたが、結果は2月頃出る。自分としてはかなり頑張って書いたと思っている。採択を祈念する限りだ。

 

7.展示会での通訳業務

 3月に開催されたある国際展示会で、中国語の通訳を行った。わが中国語は相当錆びついていることが分かった。言葉が出てこない。聞く分にはわかるのだが、うまく話せない。もっと勉強せねばと思った展示会であった。

 

8.タイ視察

 ブログでも紹介しているが、6月末より5日間、タイバンコクへ食品業界の視察に行った。コンサルタント全8名の視察団を組んでの訪問。公的機関3件、製造業2件、小売り業2件、地元大学食品研究所1件、ローカル市場2件を訪問、話を伺ったり、工場を拝見したり、視察したりして、タイの食品事情を調査することができた。今後、タイ進出の支援に結び付けられるといいと思う。

 

9.中小企業対象の国の研修機関での講師

 全国に8校を持つ研修機関の仙台校で2日間の海外販路開拓研修講師を受託、2日間の講師を行った。座学ではSWOT分析研修、海外マーケティング研修を担当し、それぞれ1時間の講義を実施。それ以外の時間は、ゼミ講師として判別での演習をサポートし、好評を得た。来年もお願いしたいとリピートにもつながった。

 関西校では、全9日間の内、3日間を受託。仲間のコンサルタント4名でゼミ講師を実施。一人5~6名を担当し、企業の海外進出プランを作成する研修。10月、11月、12月と1日ずつ4名の講師が入ってゼミ講師を実施。各企業とも無事自社の海外進出プランを作成することができた。こちらもすでに来年の受託につながった。

 

10.関東での某メーカー2社の販路開拓支援

 11月に和歌山県にある食品メーカー2社の、関東での販路開拓支援を受託。いずれも契約は3月末までで、全10回を受託した。さっそく和歌山の本社を訪問し、打ち合わせと工場見学を行い、そのうち1社は12月には既に支援活動がスタートした。年度末までの3か月間なので、中身の濃い支援にしていきたい。

 

そんな1年であった。2014年は更なる飛躍の年としたい。